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2011年を振り返る

12.20 Tue | Category: COLUMN

春先3月に起こった東日本大震災、次いで福島原発の放射能問題は未だ解決の目処がつかない大事件であり、毎年恒例の今年を現わす漢字も「絆」とされ、前述の事件を反映したものとなっています。 そんな今年も師走の半ばを過ぎましたが、みなさんにとって、2011年はどのような年でしたか?

Photo:松崎 シンイチ

今日の夕陽を添えて、2011年を振り返ってみたいと思います。 まず、今年を振り返るにあたって、東日本大震災の話題は、やはり避けられない出来事です。 多数の犠牲者と甚大な被害については言葉がありません。 先日参加した、ある建築雑誌編集社の忘年会においても、震災の話題になると、みな一様に言葉につまる様子が印象的でした。

ここでは敢て、"未曾有の出来事"とは違った捉え方で、今年を見ていきたいと思います。 私が感じたことは、"ひと"は"量から質へ"と価値基準を移行する中、その必要性を示す出来事が多かったということです。 戦後の20世紀には、豊かさを求めた大量生産・大量消費によって、経済の規模を拡大させてきました。 しかし、その副作用として環境破壊、地球温暖化の問題が台頭し、21世紀は「量から質の時代」となるわけです。時代の大きな転換ですから、起こる問題を解決しながら、時間をかけて変化していくものでしょう。

問題を解決するためには、大きなチカラが必要ですが、未来を担う子供たちの教育も大切です。 どこを見ても不安要因には事欠かない状況ですが、私たちにも出来ることをひとつひとつ重ねていくしかありません。 また、"生きる"とは本来、そういうことかも知れません。

そして今、原点に立ち返り、「豊かさ」とは何か、「幸せ」とは何かを考え直す機会なのではないでしょうか。 私は、本来の「豊かさ」や「幸せ」をデザインする建築家でありたいと思います。


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