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感じるということ

01.15 Sat | Category: Casa di Chikusei

photo:齋藤さだむ

建築の設計において、玄関先を考える時に気持ちよさを感じるようにデザインできたらいいと、毎回思います。

それは無意識にどこかで感じられていることが重要で、頭で考えることではありません。設計者が自分の意図を説明して認識させるものではなくて、あくまでも利用者が自然に感じられることを意識してやらなければ、いいデザインとは言えません。

そのため、クライアントの潜在意識を理解する必要があります。例えば「○○を××したい」という要望のルーツを探る訳です。元々どんな考えによってその要望が出てくるのかを意識することが いい建築を創るために不可欠 なことだと考えるからです。

”いいものはいい”のですから、理屈ではありません。

少しハードルを上げてしまった感じもしますが、そんな気持ちでデザインした玄関先の写真です。

石の円弧壁を照らしているのはLEDライトです。ポーチ内部の照明には人感センサーを付属させてゆっくり点灯するようにしております。そもそも暗い場所に帰ってくるのは、何とも寂しさを感じるものだと思います。しかし、遅くまで仕事をするのも大変ですが、深夜まで明かりを点けて 帰りを待つというのも大変です。その両方の立場を考えるとこんな風になりました。

デザインは十人十色。クライアントによってデザインは表面的には変わるものです。しかし、何を思い、何を優先させるか、どんな意識でデザインするかは変わらないのです。


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